1234567TOTAL
野塩ファイターズ41000005
小平フレンズ10003026

 朝早過ぎる早朝の公式戦、選手の中にはボーッとしたままの集合となりました。広報担当の私も前日、事務局からのメールを見て、メールを二度見・三度見、何回見ても見間違いはない!、集合時間が5:40分、出発が6:00、グラウンドインが6:30、開始が7:30と前代未聞の試合時間、試合期間もキツキツのため早朝時間を受け入れて頂けた野塩ファイターズさんに感謝をしました。
 しかし早い時間からの試合で選手達には厳しい状況、しかしそれは野塩ファイターズさんも同じ条件なので言い訳にはならない、逆に考えればこのような厳しい条件で試合が行える事にも感謝をしよう、と監督から話がありました。
動かない体を無理やり動かし、後攻で試合がスタートしました。ですが慣れない朝からの試合に体が動かず、コントロールが思うように出来ないエース、それでも踏ん張り続けますが守備にまずいところが目立ち初回に4点先制される展開になりました。このままズルズル進むかと思いましたがそうはさせないのがフレンズ安打製造機、野塩ファイターズさんの勢いを断ち切る一発、初球から振りぬいた一撃は打った瞬間にHRと分かる一発でフレンズ選手の目が覚めました。慣れない試合環境は自分達への試練と思い、ポテンシャルを発揮できないエース・守備に乱れのある内野陣、打線の繋げられない攻撃陣が奮起しはじめました。試合中盤から外野をレギュラー陣に入れ替え、入れ替えた5年生レギュラーがチャンスをつくるとキャプテンが返す攻撃の流れで2点を上げる、ミスをした選手も食らいつき追加点、まずい流れながらも最終回の攻撃までに1点差としました。終盤にきてやっと普段の粘りが多少見えますが、ツーアウト1塁といよいよ追い詰められたフレンズ、ここで初回にミスをした選手です。ですが簡単には終わらない「自分のミスで取られた点は自分で全て取り戻す」強い気持ちで打席に入り、気持ちが空回りする面も見えましたが、それでも粘り強く自分の役割をしっかりと決めて出塁、ここでフレンズ安打製造機の打席です。特大ファール後にセンター方向に打ち上げるも野塩ファイターズさんの守備にも助けられ、セカンドでアウトになる中でもランナーが2人ホームインしていたためサヨナラで勝利とする事が出来ました。※安打製造機はまずい走塁を首脳陣に注意される一面もありました・・・・・。
 今回の試合では勝敗は別として、選手達にとってはいい経験となりました。試合環境には、雨・風・雪・暑い・寒い・夕方だけではなく、早朝もある事を知りました。早朝にコンディションを作る為の準備・硬い体を動かす準備・もっとも必要な事は試合に入る気持ちを作る事を学びました。

 選手達へ、まだまだ試合は続きます。どんな環境でもサイコーのポテンシャルが発揮出来るように考えよう、ベンチの控え選手もレギュラー陣の調子が悪い時こそチャンス!、控え選手が当たり前のようにベンチに居るようなチームはこの先勝ち続けるのは厳しくなる!、レギュラー陣を脅かすような控え選手、いつでもどんな場面でもサイコーのポテンシャルが発揮出来るような体・心・気持ちを鍛えて下さい。
 保護者の皆さん・引率のお母様方、早朝よりありがとうございました。

広報担当