12345678TOTAL
小平美園レッドアローズ001030026
小平フレンズ22000007
 今のフレンズは強い!、ホントの全員野球が形になりました。控え選手もベンチでレギュラーと同じくらい、もしかするとそれ以上の気持ちで応援をしながら戦っているんです。

 崖っぷちでの試合となったジュニアカップ予選、対戦チームは小平美園レッドアローズさんです。6年生としては4年生から歯が立たないレッドさん、子供達にはトラウマのような気持ちがあり「レッドには勝てない!」といつも思ってしまうような存在のチームでした。しかし今回は何故か違い悲観的な声はなく「レッドなら何とかなる」「接戦にすれば俺達が勝てる!」「どんな事をしてでも俺達がクリーナップまでつなげば3・4・5が必ず返してくれる!」、とやる気満々で「全員野球で勝つぞ!」とキャプテンを中心に後攻で試合が開始しました。気持ちは直ぐに形となり、5年生エースが完璧の立ち上がりにミスのない守備、攻撃に入るとクリーナップが爆発!、フレンズの安打製造機・フレンズいちのテクニシャン・フレンズいちのフルスイングの3人で先制点をたたき出しました。その後も得点を重ねてフレンズ優先で試合は進みましたが、簡単には勝たせてくれないのがレッドさんです。一つのミスから得点を取られましたが選手達は何一つ動じる事はなく、セカンドの好守・手首が折れるかと思わせるライトのスライディングキャッチで7回を終わって同点でサドンデスに入りました。
先日はサドンデス試合で敗戦、首脳陣としては不安をよぎりましたが子供達は違います!、前回の苦い経験をプラスにする事が出来ていたんです。サドンデスなら勝てるよ!、と落ち着いていました。点取られる事を恐れずに、守備に集中する事が出来た為に2点に抑える事が出来ました。
ここで最少点に抑える事が出来たのは、6年生エースの完璧なピッチング、ピンチの場面では完璧に抑える6年生エース!、この信頼関係がチームの意識を高めてるんだと思います。
サドンデスを忘れさせるようなチームの雰囲気、3点取れば勝利の条件を忘れて応援を続けるベンチ、最後はクリーナップがしっかりと決めて3年越しの勝利となりました。

 今のフレンズは強い!、ここにきてやっと個性の強い選手が一つになりました。ここ数試合での苦い経験が選手を強くさせました。「自分はヒーローにならなくていもいい」「自分は何があってもつなぐ」「自分が出来なくてもチームがならどうにかなる」「自分はチームの為に出来る事をやる!」と全員野球に徹する事が出来るようになりました。
 ここで忘れないで欲しいのはベンチの存在、ベンチからは喉から血が出るんじゃないかを思わせる大きな声の応援、この応援がレギュラーの気持ちと心を一層強くさせます。子供達には何度も言ってる事ですが、レギュラーだけが試合をしてるのではない!、控えの選手もベンチで戦ってるんです。最近自分は選手達に教えられました、選手が本気で喜ぶのは控え選手もベンチでレギュラーと同じくらい、もしかするとそれ以上の気持ちで応援をしながら戦ってるんだと!教えられました。共に喜び・共に泣き・共に守り・共に攻撃をする、これがフレンズが目指す全員野球です、それが形となりました。
 保護者の皆さんへお願いです、レギュラーだけがグラウンドで戦ってる分ければないんです。控え選手は試合に出れない悔しい気持ちを胸に応援で戦っているんです。レギュラーだけではなく、ベンチの控え選手にも声援をお願いします、フレンズは全員で戦っています。

広報担当